「俺が聴きたいから社歴の長い人に話を聴いて回る会」を始めた
CX事業本部エンジニアチームオーガナイザーの阿部です。
長いタイトルの企画かつなんのひねりもなくて申し訳ないです。キャッチーな名前が思いつきませんでした。
背景
以下の大橋や藤村、藤井のエントリにもある通り、2019年7月から4部門が統合してCX事業本部になりました。
部門の統合や再編は目的に合わせて行われます。 つまりは4部門は共通の目的に向かうべきという位置付けで統合され、様々な仕組みや制度を整備していっているわけです。
ただ、ジョインから2〜3年の人の割合が大きくなっている状態で、部門としての関係者が多くなって一気に知らない人が増えてしまっています。 CX事業本部が一体感を持って事業目的に向かってドライブしていくために、各メンバーの距離感がもっと近くなるといいな、と感じていました。
Classmethod Leadership Principleが明文化された
同じ頃、 Classmethod Leadership Principle が明文化されまず社内に向けて発信されました。
上記にもある通り、これはクラスメソッドが重要視する行動指針や価値観を表したものですが、社内の朝礼で横田から、昔からクラメソッドにいた人から「これって当たり前のことだよね?」という発言があった趣旨のことが共有されました。つまり、未来に達成したいことでもなく、過去に瞬間あった良い記憶でもなく、現在進行形でクラスメソッドの中に生きている文化であるということです。
私にとってはこれは非常に驚きでした。と同時に、言葉だけでは伝わりづらい文化のあり方的のようなものをその人の言葉、視点で聴ける機会があれば面白いのではないかな、と思いました。
始めよう、どうせなら、部内の色々な人に聞いてもらおう
単純に、私の興味からのスタートではありましたが、私が聴きたいということは他の人も聴きたいんじゃないかな、と思い直しました。 また、これをやることで、自己紹介では現れづらいその人の人となりを知る機会、資料にもなって部内のメンバーの距離感を近くしていくことにも繋がるかな、と。
というわけで、どうせなら他のメンバーにも聞いてもらおうと思って部内のチャンネルに勝手に始める&共有します、宣言をして公開することにしました。
何をやったか
現状、聴くことにしているのは以下です。
- 今までクラスメソッドで何をしてきたか
- 今はクラスメソッドで何をしているか
- その人のインプットやアウトプットに関する質問
- クラスメソッドはどういう場か
- これから何をやりたいか
30分時間をもらって上記のようなことを聴きます。内容は録画/録音して、問題なければメモとともに共有ドライブで公開します。
内容的に伏せた方がいいものがあった場合は、メモのみ公開します。
初回は 諏訪 に話を聴きました
30分話をした中からエッセンスだけで申し訳ないのですが、サマリーすると以下のような感じです。
- クラスメソッドで今まで何をしてきたか?
- Flex繋がりで入社したらすでに下火になっててシフトチェンジするタイミングだった
- モバイルやろうか、というタイミングだったので初期の案件に有志が手をあげて取り組み始めた
- ブログが始まったのはそのすぐ後くらい(2011年7月から)
- 会社の状況に合わせて色々やってきて、ひたすらブログに書いていく、ということを続けてきた
- 今は何をやっているか?
- プリセールス、カフェ、ブログの運営など手広く
- 入社時に「開発部」の時に入ったので、クラスメソッドとしてワンチームで考えていろんな人に声かけてる
- 深く広くいろんなことをやってる(ジャンル、役割)ように見えるけど、それをやるコツは?何を気をつけてる?
- 大学でデザイン工学やっていて、専攻を選ぼうとする時に教授から「得意じゃないことを伸ばした方がいいんのでは?」と言われたのがきっかけ
- 得意なことだけで一本だけ勝負するよりも良いかな、と思った
- プロアクティブに動くことで何か案件がついてくる
- エンジニアは声かかってくる前に準備をしておかないと、という意識がある
- クラスメソッド関係なく仕事で大事にしてることって?
- いい意味でも悪い意味でもあんまり仕事とは思ってない
- 登壇系、発信は断らないようにしている
- クラスメソッドってどういう場?
- それぞれがちゃんと特徴を持っていて、その組み合わせで大きくなるような会社
- AWS事業本部はわかりやすいけど、CX事業本部はそれをチームプレイの中でやる
- 自分はその中でいろんな人に関わりながらつなげながらやっていく
- これから何をしようと思ってますか?
- 会社としての価値をつけるため、よりは出ていく方向で持っていきたい
初回やった感想
とにかく、自分にとって非常に良いインプットでした。自分の質問力の課題もあって、どこまで聴けるかな、と不安もあったのですが短い時間であっても内容が濃かったです。
始めます宣言をした時の反応もよかったので、しばらくは続けて行きたいと思いました。